険しい顔つきをしながら事件の捜査をしている警察官。そして、警察官のすぐそばで犯人の手がかりを探っている警察犬。こんな映像を見たことありませんか?
私たちが日常で生活をしていく中で警察犬と触れ合う機会はほとんどないかもしれません。しかし、警察犬は私たちの平和な日常を守るため日々、捜査に励んでいます。
今回は、警察が事件を捜査する上で大切なパートナーである警察犬について調査しました。

警察犬とは?

警察犬とは、その名の通り警察の捜査のサポートをする犬のことです。犬は人間より優れた嗅覚を持っているため、地面に残されたわずかな臭いを辿って逃げた犯人を捕まえることができるのです。
警察犬の歴史は、19世紀のドイツにまでさかのぼります。日本では1912年にコリーとレトリバーを警察犬として迎え入れたのがはじまりです。

警察犬のお仕事

警察犬のお仕事はだいたい3つです。それぞれの仕事ごとに担当を持っている警察犬がいます。
まずは「追跡及犬」です。跡追及犬は現場に残された遺留品の臭いから、対象を見つけ出すのが仕事です。一般的な警察犬のイメージはこの跡追及犬になるのではないでしょうか?
次に「気選別犬」です。現場に残された遺留品の臭いと容疑者が一致するかどうか調べます。容疑者を特定する重大な仕事です。
最後に「戒警犬」です。護衛をしたりパトロールしたりするのが仕事です。必要であれば不審者に攻撃することもあります。

警察犬の活躍

警察犬というとしっかりしていて強そうなイメージがありますが、きな子というメスの警察犬がいます。
臭気選別において38頭中1位という好成績を残し、嘱託警察犬として正式採用された警察犬です。
しかし、彼女は最初からトップレベルまで登りつめたのではありません。最初にきな子を一躍有名にしたのは、訓練会での大きなドジでした。障害物を飛び越えようとしたきな子は、顔面から落下するというズッコケぶりを披露したのです。
しかし、きな子は諦めませんでした。何年も訓練を重ね、協議会にチャレンジして、ようやく38頭中1位という記録を残したのです。
きな子とトレーナーの訓練の日々を描いた物語は、映画化もされています。

警察犬の歴史は100年程度です。人間の長い歴史からすれば短いかもしれません。しかし、警察犬の存在はすっかり定着したといってもいいのではないでしょうか?
容疑者を追跡するだけでなく、特定することも追い払うこともできる警察犬。
これからも世界規模で活躍が期待されますね。